変形性膝関節症(筋力評価)

こんにちは、Adettoの森です。

今回のテーマは「変形性膝関節症の筋力評価」です。

1、変形性膝関節症に特徴的な筋機能に関する所見として、

大腿四頭筋低下が多く報告されています。

変形性膝関節症では膝関節周囲筋だけでなく、姿勢や動作に関与する

股関節周囲筋、脊柱伸展筋群、腹部の筋群の評価を行うことが重要です。

変形性膝関節症では、前額面の姿勢平衡に重要な役割をなす

股関節が移転筋群・内転筋群の筋力評価が認められることが多いです。

2、必ず両側の筋力評価を行う必要があります。

3、筋力評価を行う際は、量的な数値を記録することも重要ですが、

代償運動の出現や可動域における力の出力状態の変化など質的な側面も

観察します。