出張産後ヨガは自宅や職場、子育て支援施設など、参加者の希望する場所にインストラクターが出向いてレッスンを行います。

特徴

①リラックスと回復

出産後の体は弱っているため、無理のない範囲で筋肉や関節をほぐし、心と体をリラックスさせることを目的としています。

②骨盤底筋群の強化

出産後の骨盤底筋群の筋力回復を促し、尿漏れや子宮下垂の予防に役立ちます。

③産後の体調管理

肩こりや腰痛の緩和、疲労回復など、産後特有の体の不調を改善いたします。

④母子の交流とサポート

同じ状況のママたちが集まることで、精神的なサポートや交流の場になります。

メリット

・自宅で気軽に参加できます。

・小さな子供を連れたまま受講可能。

・専門のインストラクターによる丁寧な指導・

・産後の体のケアに特化したプログラム内容

注意点

*産後の体調や医師の許可を得てから参加してください。

*無理のない範囲で行ってください。

*妊娠、出産の経過により適さない場合もあるため、事前の相談が重要です。

産後におけるホルモンの変化

①エストロゲンとプロゲステロンの低下

出産直後は妊娠中に増加していたエストロゲンとプロゲステロンのレベルが急激に低下します。これにより、身体はリカバリーと授乳に集中しやすくなります。ホルモンの低下は気分の不安定や疲労感を引き起こすこともあります。

②プロラクチンの増加

授乳を促進するために、プロラクチンの分泌が増加します。これは母乳の供給を維持するために必要ですが、ホルモンバランスに影響し、運動能力や回復状況にも影響を与えることがあります。

③オキシトシンの増加

出産や授乳中に分泌されるこのホルモンは、母子の絆を強めるとともに、子宮の縮小を促進します。運動やストレス緩和にも寄与します。

④コルチゾールの変動

出産後のストレスや睡眠不足により、コルチゾール(ストレスホルモン)のレベルが一時的に増加することがあります。これが長期化すると、筋肉の回復や脂肪燃焼に影響を及ぼす場合があります。

⑤その他のホルモンの調整

成長ホルモンや甲状腺ホルモンも産後の身体の回復に関与し、トレーニングの効果や回復速度に影響します。

産後トレーニングにおけるホルモンの影響と注意点

*疲労と回復期間の理解

ホルモンバランスの変化により、疲れやすくなるため、無理のない範囲で段階的にトレーニングを進めることが重要です。

*授乳中の注意

プロラクチンとオキシトシンの影響で、母乳の供給に影響を与えない範囲での運動を心がける。

*精神的な変化

ホルモン変動は気分の不安定さや情緒の波をもたらすことがあるため、ストレス管理や気分のケアも必要です。産後のホルモンの変化に合わせて、医師や専門家の指導のもと、無理のない範囲で体調に応じたトレーニングを行うことが推奨されます。

産後ヨガの流れ

①ウェルカムと導入(5分)

- 自己紹介や体調確認
- 今日の流れの説明と注意事項

②ライトストレッチと呼吸法(10分)

- 血行促進のための軽いストレッチ
- 深呼吸や腹式呼吸でリラックス

③緩やかな体操・産後ケアエクササイズ(20-30分)

- 骨盤底筋群の強化運動
- 股関節や背中の柔軟性を高めるストレッチ
- 肩や首の緊張をほぐす動き

④安定性とコアの強化(15-20分)

- 産後の体のバランスを整えるためのコアトレーニング
- 赤ちゃんとの一緒にできる運動も取り入れることも

⑤リラクゼーションとヨガのポーズ(10分)

- シャバアサナや瞑想の時間
- 出産後の心と体のリラックスを促す

⑥クロージングと質疑応答(5分)

- 今日の振り返りと質問の時間
- 今後のケアや注意点のアドバイス

※注意点

- 赤ちゃんを抱っこしたままできる運動やポーズを中心に行う
- 無理をせず、体調に合わせて調整すること
- 必ず医師の許可を得てから参加するよう案内する

出張産後ヨガは、産後の体調回復とともに、母親同士の交流や気持ちのケアも目的としています。安全第一で進めることが大切です。

*SMSでのメッセージも可能です。090-6878-3869受付時間 7:00-23:00 [ 不定休]

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